~5G(Sub6)2周波数に対応したMassive MIMOも導入、より多くのお客さまが接続可能~
KDDI株式会社
KDDIは2025年8月16日から8月17日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されるコミックマーケット106新規ウィンドウで開くにおいて、屋外で5G(Sub6)および5G SA(注1)対応の車載型基地局3台・可搬型基地局6台の計9台を設置し、昨年(
注2)と比較して約2倍の通信品質対策を実施します。
また、東側の可搬型基地局3台には、5G(Sub6)の2つの周波数(3.7GHz帯/4.0GHz帯)に対応した無線装置「Dual Band Massive MIMO Unit(DB-MMU)」を搭載しており、1つの周波数のみに対応した従来装置と比較し、最大2倍のお客さまが接続できるようになります。

KDDIは、5G(Sub6)エリア全域で高速・大容量通信が可能な5G SAサービスを提供しています。東京ビッグサイトの館内および周辺においてもSub6基地局を整備しており、5G SAサービスが利用可能です。
しかし、コミックマーケットの開催期間中は、特に開場前などで多くのお客さまが待機列に並び、屋外での通信環境が不安定になることが想定されるため、車載型/可搬型基地局による臨時の対策を実施します。
KDDIは今後も5Gの高度化技術の拡大や、日常やイベント開催時の通信品質改善に取り組み、お客さまにNo.1の通信品質を提供していきます。
■DB-MMUの特長
- 1つの無線装置でSub6の2つの周波数(3.7GHz帯/4.0GHz帯)を同時に利用できます。1つの周波数のみに対応した従来のMMUと比較し、最大2倍のお客さまが接続できます。
- 従来のMMUと比較して小型軽量(サイズ約2割・重量約4割の削減)です。
- 多数のアンテナ素子を利用したMMUのビームフォーミング技術の適用により、お客さまが利用する場所に電波を効率的に届けることが可能です。また、同時に複数のお客さまの通信を収容するMulti-User MIMO(
注3)を活用して高密度な通信を実現します。
■auエリア展開の取り組み
KDDIは、お客さまの日常をつなぐため、鉄道路線や商業地域など生活動線のエリア整備を積極的に行っています。また、お客さまの非日常をつなぐため、光回線を敷設しづらい山間部や野外イベントでは、車載型・可搬型基地局やStarlinkを活用した通信対策を実施しています。混雑するイベントなどでより快適に5G通信を利用できる「au 5G Fast Lane新規ウィンドウで開く」も提供しています。さらに、日本全土にauエリアを拡張するべく、衛星とスマートフォンの直接通信サービス「au Starlink Direct新規ウィンドウで開く」を提供しています。これにより、「日常がつながる」「非日常がつながる」「空が見えればどこでもつながる」体験を提供します。

- 注1)5G SA(Stand Alone):コア設備や基地局なども含めて5G専用の技術と設備で構成した5Gサービス。4G LTEの混雑状況によらず5Gの高速・大容量の通信が可能。
- 注2)
- 注3)基地局側で伝送路状態を高精度に推定し、複数の端末と空間多重による同時通信を実現する技術。
- ※この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
ダウンロード
