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経済産業省「令和3年度 分散型エネルギーリソースの更なる活用に向けた実証事業」に採択

KDDI株式会社

~家庭用蓄電池を活用したアグリゲーションビジネスの実現に挑戦~

KDDIは、2021年6月7日に、経済産業省の「令和3年度 分散型エネルギーリソースの更なる活用に向けた実証事業」(該当項目へジャンプします注1) (以下 本実証事業) に採択されました。
本実証事業は、株式会社エナリス、KDDI株式会社、東邦ガス株式会社、株式会社ナンワエナジー、株式会社スマートテック、自然電力株式会社、株式会社Sassor、株式会社NTTスマイルエナジー、三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社、株式会社REXEV、京セラ株式会社、株式会社Looopの12社体制で進めていきます。

KDDIは本実証事業を通じて、家庭用蓄電池を統合制御し、送配電網の系統安定化や電力需給逼迫時の供給力の提供に寄与する技術検証を行います。
また、低遅延な制御指示を可能とする、通信端末に近い場所にサーバを配置することで通信の遅延時間を短縮させるMECと5Gの技術協力を株式会社エナリスに対して行います。

なお、家庭用蓄電池は、2050年のカーボンニュートラル (該当項目へジャンプします注2) に向けた再生可能エネルギー主力電源化の動きや再生エネルギー市場統合、災害頻発によるレジリエンスの需要拡大などを受け、2030年には累積314万台規模に拡大すると見られています (該当項目へジャンプします注3)。

KDDIは、家庭用蓄電池をはじめとした分散型エネルギーを活用したアグリゲーションビジネスを実現し、将来のエネルギー社会の高度化に貢献していきます。


<別紙>

■実証事業体制図

実証事業体制図

■実証事業の概要 (赤字がKDDIが関わる実証内容)

事業名低圧リソースの活用をはじめとしたアグリゲーションビジネス拡大のための実証事業
実証期間2021年6月7日~2022年2月22日
コンソーシアム
リーダー
株式会社エナリス
リソース
アグリゲーター
株式会社エナリス、KDDI株式会社、東邦ガス株式会社、株式会社ナンワエナジー、株式会社スマートテック、自然電力株式会社、株式会社Sassor、株式会社NTTスマイルエナジー
実証協力
事業社
三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社、株式会社REXEV、京セラ株式会社、株式会社Looop
実証地域全国
制御対象
リソース
家庭用蓄電池、産業用蓄電池、自家発電機、EV 他
実証内容供給力実証
  • 蓄電池によるアービトラージ制御
  • ・自家発電機による経済DR制御
  • ・EVによる上げDR制御
調整力実証
  • 自家発電機・蓄電池・EVによる一次調整力制御
  • 家庭用蓄電池による三次調整力 [1]・[2] 制御
  • ・自家発電機・産業用蓄電池による三次調整力 [1] 制御
独自実証
  • MECと5Gを用いた高速フィードバック制御の検証
  • ・配電網制約を考慮した低圧リソース活用検討
  • 需給逼迫時のDERポテンシャル最大化検討
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