KDDI株式会社
三井物産株式会社
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋 誠、以下 KDDI) と三井物産株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 堀 健一、以下 三井物産) は2023年1月13日に、KDDIの完全子会社である株式会社KDDIエボルバ (本社: 東京都新宿区、代表取締役社長: 若槻 肇、以下 KDDIエボルバ) と、三井物産の持分法適用会社であるりらいあコミュニケーションズ株式会社 (本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 網野 孝、以下りらいあ) の対等な精神に基づく経営統合 (以下 本経営統合) に関する取引基本契約書及び、本経営統合後の統合会社 (以下 本統合会社) の運営などに関する株主間契約書を締結しました。(注1)
本経営統合の詳細については、以下のお知らせもご参照ください。
- 三井物産が本日付で公表した「りらいあ (証券コード4708) 及びKDDIエボルバの経営統合に伴うOtemachi Holdings合同会社によるりらいあ株式会社に対する公開買付けの開始予定に関するお知らせ」
1. 本経営統合の概要
KDDIと三井物産の両社は、KDDIエボルバ及びりらいあが培ってきた企業文化や経営の自主性を最大限に尊重しつつ、本統合会社グループの企業価値向上を実現すべく、新たな施策の決定を支援していきます。
近年、労働人口の減少に伴う人材不足や企業の働き方改革を受けて、BPO (注4) の重要性が益々増しております。また、企業や社会においてDXの必要性が高まり、デジタル化の更なる加速が顕著となることで、BPO業界そのものが構造変革期を迎えており、お客さまのニーズの多様化や企業活動の変化に対応したサービスの高度化や事業領域の拡大などが求められております。
このような環境に対応し、コンタクトセンター業務を強化するとともに、お客さまの事業課題を解決するサービスの提供と更なるカスタマーサクセスを実現するため、本経営統合を行うことになりました。本経営統合により、KDDIエボルバとりらいあの両社が保有するデジタルチャネル領域におけるDX推進サービス、業務設計・運用力に加え、KDDIグループ、三井物産グループの有する法人お客さま接点、ITや海外ビジネスの知見などのケイパビリティを組み合わせることで、お客さまの真の課題解決に貢献し、国内・海外に拡がるデジタルBPO (注5) サービスの展開を目指します。
2. 本統合の日程 (予定)
取引基本契約及び株主間契約締結日 | 2023年1月13日 |
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本公開買付けの開始 (予定) | 2023年3月頃 |
スクイーズアウト手続きの実施 (予定) | 2023年6月頃 |
本合併 [1] の実施 (予定) | 2023年6月頃 |
本合併 [2] の実施 (予定) | 2023年7月頃 |
3. KDDIエボルバ及びりらいあの概要
名称 | 株式会社KDDIエボルバ | りらいあコミュニケーションズ株式会社 |
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所在地 | 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 | 東京都渋谷区代々木二丁目6番5号 |
代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 若槻 肇 | 代表取締役社長 網野 孝 |
事業内容 | コンタクトセンターを中心としたBPO事業 | コンタクトセンター事業、バックオフィス事業 |
資本金 | 100百万円 | 998百万円 |
従業員数 | 約28,000人 (2022年6月現在) | 正社員: 15,078名 契約社員: 20,901名 (2022年3月末) |
4. その他
DXに掛かる豊富な知見を有するKDDIとグローバルに事業を展開する三井物産は、2022年6月に人流の将来予測が可能なプラットフォーム・分析サービスを提供し、スマートシティに貢献するGEOTRA (ジオトラ) を設立しました。今後も両社の強みを発揮し、スマートシティ分野、モビリティ、エネルギー、インフラ、エンターテインメント、ヘルスケアなどのさまざまな領域において更なる協業深化を目指します。
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