KDDI株式会社
KDDIは2024年3月26日、KDDIグループの株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉川 憲、以下 ソラコム)が「スイングバイIPO」(注1)により東京証券取引所グロース市場へ新規上場したことをお知らせします(以下 本上場)。
ソラコムは2017年8月にKDDIグループに参画し、IoT事業を成長させてきました。IoTプラットフォーム「SORACOM」は、世界中のエネルギー、製造、金融、コンシューマー製品、ヘルスケア、農業などさまざまな業界の2万超のお客さまにより、600万回線(注2)を超えるデバイスをつなぐ通信として利用されています。ソラコムは創業当初から「つながる社会」を作り上げるお客さまを支援するグローバルプラットフォームを目指しており、本上場によりさらなる事業成長とグローバル展開を加速させていきます。
KDDIにおいても、国内・海外含めた法人事業ブランド「KDDI BUSINESS」(注3)を強化し、業界別プラットフォームを構築していく上で、IoTの拡大はさらに重要となっていきます。KDDIはお客さまの事業成長を支援し、社会課題解決により貢献していくためにも、ソラコムの成長に対して積極的にサポートしていきます。
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KDDIは今後も、グローバルに通用するスタートアップ企業の上場を支援し、ソラコムをモデルとした「スイングバイIPO」の案件をさらに作り出していきます。
■ソラコム 玉川社長 コメント
ソラコムは、2017年8月にM&AによりKDDIグループに参画し、2020年から「スイングバイIPO」による上場の準備を進めてきました。KDDIには、スタートアップとしての初期フェーズからソラコムの技術とグローバルプラットフォームになるという想いを理解いただきました。M&A以降ソラコムは、IoTビジネスでの協業、KDDIのサービス開発や新技術の研究開発に参加する機会やグローバル展開の支援をいただき、ビジネス基盤を固めることができました。改めて、ともに歩んでいただいたKDDIの皆さまのご支援に感謝申し上げます。
ソラコムは、IoT技術で社会を進化させるお客さまを支援するグローバルプラットフォームとして、テクノロジーイノベーションとさらなる事業の成長を目指してまいります。
■ソラコムの概要
名称 | 株式会社ソラコム(SORACOM, INC.) |
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本社 | 東京都港区元赤坂1丁目5-12 住友不動産元赤坂ビル 9階 |
代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 玉川 憲 |
事業内容 | IoTプラットフォーム「SORACOM」の開発・提供 |
設立年月日 | 2014年11月 |
- 1スイングバイとは、宇宙の専門用語で宇宙探査機が惑星の重力を利用して加速するということを表現した言葉です。KDDIとソラコムでは、スタートアップが大企業のサポートを得て成長し上場を目指すことを、スイングバイIPOと呼んでいます。
- 2海外法人からの提供を含むSORACOM Airの総回線数。SORACOM Air for セルラー、Sigfox、LoRaWANを含みます。
2023年10月25日 ソラコムニュースリリース
IoTプラットフォームSORACOMの契約回線数が600万を突破 - 32024年2月2日 KDDIニュースリリース
法人事業ブランドのさらなる強化に向け「KDDI BUSINESS」を展開
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