在留外国人が訪日外国人に日本の情報を発信するサービス「KAMOkamo」を提供開始

日本は近年、外国人旅行者が大幅に増加（注1）しています。外国人旅行者が日本で満足のいく旅行体験を得るためには、同じ母国語で紹介された情報を入手し、事前にプランニングすることが重要となります。しかし、現状では日本の情報を同じ母国語で紹介した情報提供元が少なく、また、海外からの事前予約や決済手段が十分に整っていないことが課題となっています。
また、情報が少ないことから、特定の観光地や店舗に多くの外国人旅行者が集中してしまうオーバーツーリズムが日本において社会課題となっています。
一方で、日本に住んでいる在留外国人も増加（注2）しています。外国人旅行者、在留外国人ともに増加していることから、本サービスでは、在留外国人が持つ「日本に関する知識」「言語力」「知人ネットワーク」を活かして、外国人旅行者へ情報発信する仕組みをつくり、外国人旅行者の課題と日本における社会課題の解決を目指します。

今後、サービスの対象国を拡大していく予定です。また、開始当初は「飲食」と「美容」ジャンルの情報を提供していますが、今後、「ショッピング」や「エンターテインメント」といったジャンルも追加し、順次サービスを提供していきます。