KDDI株式会社
KDDIは、イノベーションリーダーズサミット実行委員会(運営:株式会社プロジェクトニッポン、以下 ILS)が2024年7月3日に発表した、有望スタートアップが選ぶ「イノベーティブ大企業ランキング」で7年連続1位を受賞しました。オープンイノベーション活動に向けた戦略やビジョン、組織風土などが総合的に高く評価されました。
政府は2022年11月に「スタートアップ育成5か年計画」を発表し、また日本経済団体連合会も「今後5年間でスタートアップの裾野、起業の数を10倍に、成功するスタートアップのレベルも10倍にする」という目標を宣言し、日本全体でスタートアップ育成の取り組みが加速しています。
KDDIは、KDDI Open Innovation Fundを通じて運用総額400億円規模で国内外のスタートアップ145社(2024年7月3日時点)へ出資しているほか、KDDI ∞ Laboを通じて年間900件を超える件数で大企業によるスタートアップの事業支援をしています。
このような取り組みを通じて、株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:玉川 憲、以下 ソラコム)は2024年3月26日、スタートアップが大企業のサポートを得て成長し上場する「スイングバイIPO」により、東京証券取引所グロース市場へ新規上場しました(注)。
今後も、スタートアップと大企業によるオープンイノベーションを促進し、スタートアップの事業成長と企業価値向上に貢献していきます。
■「KDDI ∞ Labo」の取り組み
KDDIは、2011年に国内事業会社初のインキュベーションプログラムとして「KDDI ∞ Labo」を開始し、2013年には国内大手企業複数社を束ねたパートナー連合を組成、2018年には事業共創プラットフォームへ形態を変え、大企業とスタートアップの事業共創につながる活動を推進しています。2023年度はパートナー連合によるスタートアップの事業支援件数が年間900件を超えるなど、大手企業とスタートアップの事業共創を目指した活動を継続しています。
2024年度も引き続き、パートナー連合全社が提供する多種多様なアセットを通じてスタートアップの事業を支援するプログラム「MUGENLABO支援プログラム 2024」や、スタートアップでの業務経験を希望する大企業社員と人手不足に悩むスタートアップをマッチングする人財支援プログラム「side project with MUGENLABO」などを実施しています。さらに2024年5月には、宇宙を活用した地上の課題解決を目指すスタートアップを支援する「MUGENLABO UNIVERSE」を開始しており、今後も大手企業とスタートアップとの事業共創を目指した活動を継続していきます。
■運用総額400億円規模の「KDDI Open Innovation Fund」
2012年からコーポレートベンチャーファンド「KDDI Open Innovation Fund (以下 KOIF)」を開始しました。「KOIF1号」「KOIF2号」と現在活動している「KOIF3号」を合わせ、運用総額400億円規模で、AI・IoT・データマーケティング・フィンテック・B2B SaaS・エンターテインメントなど幅広い事業領域のスタートアップへ出資しており、2024年7月3日時点では国内外のスタートアップ145社へ出資しています。
■「イノベーティブ大企業ランキング2024」調査概要について
- (1)調査対象
過去4回にわたり開催されたILS(2021-2023)において、国内外の主力VC(ベンチャーキャピタル)など、約100機関で構成されるILSアドバイザリーボードの推薦を受けて、ILSのメインイベントである大企業とスタートアップの新事業協業マッチングプログラム「パワーマッチング」に参加した国内有望スタートアップ全1,186社の経営者。
- (2)調査方法
インターネット調査(ILS専用サイト上の入力フォームによる回収)
- (3)調査期間
2024年5月22日~2024年6月7日
- (4)有効回答
619社(回答率52%)
- (5)調査主体
イノベーションリーダーズサミット運営事務局
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