トピックス

日産自動車、Moplus、KDDI、自動運転車両10台による通信技術実証を実施

~レベル4の社会実装に向け通信品質と運用モデルを検証~

KDDI株式会社

KDDIは、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:イヴァン エスピノーサ、以下 日産)、Moplus株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 CEO:柳瀬 賢、同 COO:莊司 茂雄、以下 Moplus)とともに、2026年10月1日から10月30日まで、神奈川県横浜市のみなとみらい地区周辺で、自動運転車両の多台数運用における通信技術実証(以下 本実証)を実施します。

本実証はレベル2自動運転(セーフティドライバーが同乗する自動運転SAEレベル2相当)で実施し、レベル4自動運転モビリティサービスの社会実装に向けた知見の獲得を目指します。本実証では自動運転車両10台を同時に運行し、多台数運用時に発生する通信混雑や、遠隔監視に必要なデータ量・品質を分析します。また、通信の安定性と運用効率の両立に向けた運用モデルを検証します。

横浜みなとみらい・関内地区では、来訪者の回遊性向上や、にぎわいの創出につながる新たな交通手段が求められています。一方で、高層ビル群による電波の遮蔽や、多くの観光客・買い物客の往来により電波が混雑しやすい通信環境です。
本実証においてKDDIは、事前に実施する高精度なエリアシミュレーションや実走行時の分析結果をもとに、基地局のパラメータチューニングをはじめとするエリア改善を実施します。多台数運用を支える安定した遠隔監視環境に不可欠な大容量かつ超低遅延なリアルタイム映像伝送の品質確保と、通信効率化の両立を実運用環境で検証します。

3社は本実証を通じて、横浜市での2027年以降のレベル4自動運転モビリティサービスの提供開始を目指します。自動運転サービスの事業性と運用性を高め、誰もが安全に移動できる持続可能な地域交通の実現に貢献します。

なお、本実証は、総務省から採択された「令和8年度 地域社会DX推進パッケージ事業(自動運転レベル4検証タイプ)」の取り組みの一環として実施します。

<本実証で使用する自動運転車両>

■運行概要

本実証期間中、お客さまによる自動運転車両の乗車体験が可能です。KDDIが参画する第1期に加え、第2期も乗車可能です。詳細は専用サイト新規ウィンドウで開くをご確認ください。

  • 運行エリア
    みなとみらい/関内エリア
  • 実施期間

    第1期:2026年10月1日から10月30日まで

  • 運行日
    期間中の火曜日から金曜日まで
  • 運行時間
    8:30から16:00まで
  • 乗客定員
    3名
  • 運行台数
    10台
  • 乗降地数
    計28カ所
<みなとみらい/関内エリア 乗車ルート>

■実証項目

1. 通信環境の評価・改善

実証エリアにおける通信品質を詳細に測定・評価し、自動運転車両の安定した遠隔監視・支援に必要な通信要件を明らかにします。さらに、通信が不安定になりやすいエリアでは基地局のチューニングなどを行い、品質改善の効果を検証します。

2. 多台数運用における通信モデルの検討

10台の自動運転車両が同時に走行する環境下で、遠隔監視に必要なデータ量や品質を分析します。その結果を踏まえ、将来の本格導入に向けた効率的かつ経済的な通信システムの運用モデルを検討します。

■「R8年度横浜みなとみらい総務省実証コンソーシアム」における各社の役割

企業名役割
日産自動車本実証の企画・運営主体、自動運転車両の提供・運行
Moplusサービス運営、運用体制の構築支援
KDDI通信環境の評価・改善、多台数運用向けにおける通信モデルの検討

■一般モニター募集要項

本実証期間中、自動運転車両に乗車体験いただける一般モニターを募集します。詳細は専用サイト新規ウィンドウで開くをご確認ください。

前の記事

関連記事

  • この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。