KDDI株式会社
KDDIは、企業内でのLGBTQなどの性的マイノリティ (以下 LGBTQ) に関する取り組みの評価指標、「PRIDE指標」における最高位「ゴールド」を、2020年11月11日に受賞しました。
2020年6月から新たに導入した、同性パートナーの子を社内制度上"家族"として扱う「ファミリーシップ申請」(注1) やKDDI社内での啓発教育、イベントなどの継続的な取り組みが評価され、2016年度から5年連続の「ゴールド」受賞となりました。
あわせて「ファミリーシップ申請」がLGBTQ当事者社員の安心感の醸成と社会課題に取り組む会社の姿勢を示すことに寄与したものと評価され、「ベストプラクティス賞」を受賞しました。
<「PRIDE指標」の「ゴールド」「ベストプラクティス」表彰マーク>
<経営者パネルに登壇したKDDI 横尾 大輔 人事企画部長>
「PRIDE指標」は、2016年6月に任意団体「work with Pride」(以下 wwP) (注2) が、企業・団体などの枠組みを超えて、LGBTQの方々が働きやすい職場づくりを日本で実現することを目指し、策定した指標です。
「ベストプラクティス賞」は、応募総数233の企業・団体の取り組みのうち、「work with Pride 2020」のテーマである「職場におけるEquality ~コロナ禍の先にある、平等で安心できる環境づくり~」の観点で特に先進的で顕著な取り組みを行った3社に授与されたものです。
KDDIは2019年度から、企業とLGBTQに関するカンファレンス「work with Pride 」の 実行委員会に参画し、LGBTQの人々がより自分らしく働ける職場作りを進めるため、他の参画企業とともに、イベントの企画・運営を行っています。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、初めてオンラインで開催された2020年度のカンファレンスでは、LGBTQ先進企業3社による経営者パネル「Equalityに向けて企業ができること」に登壇し、KDDIにおけるLGBTQの取り組みを紹介しました。
<経営者パネルの様子>
<「ベストプラクティス」プレゼンテーション>
またKDDIは、2020年11月18日、日本で活動する3つの非営利団体による、婚姻の平等 (同性婚の法制化) に賛同する企業を可視化するためのキャンペーン「Business For Marriage Equality」(注3) への賛同を表明しました。
KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"ワクワクを提案し続ける会社"として、一人ひとりのお客さまや社員の多様な生き方・考え方を尊重し、新しい体験価値を創造していきます。
詳細は別紙をご参照ください。
<別紙>
■wwPの5つの評価指標に関連するKDDIの主な取り組み
1. Policy: 行動宣言
2. Representation: 当事者コミュニティ
3. Inspiration: 啓発活動
4. Development: 人事制度、プログラム
5. Engagement/Empowerment: 社会貢献・渉外活動
■KDDIの取り組み
KDDIは、これからも事業を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み続けるという決意をこめ、2030年を見据えたKDDIのSDGs「KDDI Sustainable Action~私たちの『つなぐチカラ』は、未来のためにある~」を策定しました。
このたびの取り組みは、「心をつなぐ~多様性の尊重~」に該当します。
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