ニュースリリース

KDDIとWPP、Web3領域における戦略的パートナーシップを締結

~2023年度上期に「αU」をグローバル展開~

KDDI株式会社

KDDIは2023年3月7日、世界最大のマーケティング・コミュニケーションズグループであるWPP (本社: 英ロンドン、CEO: マーク・リード) とWeb3時代のクリエイターエコノミーにおけるグローバルビジネスモデルの構築を目的とした戦略的パートナーシップの基本合意書を締結しました。
KDDIが持つWeb3関連技術やサービス、IP (コンテンツ) とのパートナーシップと、WPPが持つデジタルクリエイティブ開発力、国際的なネットワークを相互提供し、2023年度上期にメタバース・Web3サービス「αU」をグローバル展開するほか、日本以外の地域におけるビジネスモデルを構築していきます。

KDDI

WPP

KDDIは、これまで動画・音楽・書籍・ゲームなど国内のさまざまなコンテンツパートナーと連携してきたほか、2020年からは都市連動型メタバース「バーチャル渋谷」で新たなエンターテインメントの形を提供してきました。さらに、2023年3月7日には、メタバース・Web3サービス「αU」を発表しました。
WPPグループは、世界110拠点に10万人を超える社員を擁し、クリエイティビティ、データ、テクノロジーの力で、顧客、従業員、コミュニティ、そして世界の人々にとってより良い未来を築くというミッションの下、世界中で最先端のマーケティングサービスを提供しています。

今回のパートナーシップについて、KDDI 執行役員 経営戦略本部長 兼 事業創造本部長の松田 浩路は次のように述べています。
「このたびは、WPPとの間でWeb3事業における戦略的パートナーシップを締結できたことを大変嬉しく思います。KDDIはこれまで「バーチャル渋谷」をはじめ、国内で先駆的な取り組みを進めてきました。一方、ボーダーレスなメタバースの世界において、日本発で世界にも誇れるサービスの構築を目指しており、思いを同じくするWPPと連携することで取り組みを加速できることを期待しています。常に変革を起こし続けてきたWPPとともに、新しい時代にふさわしいサービス、世界に大きく羽ばたいていけるアライアンスの創出を目指していきます。」

WPPジャパンのCEO 松下 恭子氏は次のように述べています。
「日本のデジタル・エコシステムが世界基準に追いついていく中、コンテンツ制作者が成功するためには、彼らが最新の技術を手にする環境を作ることがとても重要です。WPPはクリエイティブ・トランスフォーメーション・カンパニーとして、KDDIとの提携を大変うれしく思っており、共に業界最強のツールを開発し、クライアントやそのブランドに比類のないグローバル規模のビジネスチャンスを提供できると確信しています。」

両社は今後、IP (コンテンツ) および「αU」のグローバル展開に向けて、各自の事業で得られた資産、リソース、技術、知見などを相互提供し、体制を構築するとともにグローバル市場でのビジネス開発を目指していきます。

(参考)

■WPPについて

WPPは、クリエイティビティの力を使って、人々、地球、クライアント、コミュニティのために、より良い未来を創るというパーパスの下、クライアント企業のクリエイティブ・トランスフォメーションを支援しています。日本においては、AKQA、BCW、ジオメトリー・オグルヴィ、グレイ、グループエム、ホガース、ランドー&フィッチ、VMLY&R、ワンダーマン トンプソンなど15社がその人材とスキルと力を結集して、コミュニケーション、エクスペリエンス、コマース、テクノロジーの分野で国内外の企業にサービスを提供しています。
詳しくは新規ウィンドウが開きますウェブサイトをご覧ください。

  • 会社名、製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
  • この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。