~生成AI活用を目指す企業・自治体やスタートアップを支援し、社会課題解決を加速~
KDDI株式会社
KDDIはアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(以下 AWS)と連携し、生成AIの社会実装の加速に向けて、企業・自治体での活用を包括的に支援していきます(以下 本連携)。
本連携では、人手不足や業務効率化などの課題を抱える企業や自治体に対して、スタートアップが開発した生成AIやオープンソースの生成AIを活用するための支援、それぞれの課題に合わせたAIソリューションを提供します。まずは、2023年10月上旬を目途に、企業・自治体やスタートアップを対象に競争力のある生成AIの開発・活用の支援を一気通貫で提供開始します。
KDDIはAWSプレミアティアサービスパートナーであるアイレットやその他のKDDIグループ会社とともに、AWSを活用したインフラ設計・構築・運用保守、データ活用プラットフォームを提供するほか、アプリケーションなどのアジャイル開発を実施します。また、KDDI ∞ Laboを通じて、企業・自治体とスタートアップのマッチングを行います。スタートアップの迅速な開発能力とKDDIグループのインテグレーション能力を合わせ、企業・自治体のそれぞれの課題に寄り添った生成AIモデルのカスタマイズ(ファインチューニング)を支援します。
AWSは多様な基盤モデル、コスト性能に優れたコンピューティングリソース、アプリケーションを構成するAWSサービス群の提供や、AWS Activateを通じたスタートアップ支援を行います。
KDDIは本連携を通じ、生成AIの利用や社会実装を拡大し、社会の生産性向上や生成AIの活性化を目指します。
<本連携の概要>
■背景・課題
- 昨今、少子化・高齢化の影響で生産年齢人口の減少が続いている中、人手不足が加速しており、生産性向上は喫緊の課題となっています。
- これを受け、企業や自治体においてAIを活用したDXにより生産性の向上を図る取り組みが進められています。特に、生成AIは生産性向上への大きなポテンシャルを秘めています。
- 生成AIを取り巻く環境は急速に変化しており、日々新たな技術が生み出される中で、企業や自治体がスピード感をもって生成AIを活用するためには、新たなビジネスアイデアや最先端の専門知識を有しているスタートアップとの連携が有望視されています。
- 一方、スタートアップが企業や自治体それぞれの課題に最適化された生成AIを競争力のある形で開発するためには、カスタマイズに必要なデータや効率的な開発環境に加え、企業や自治体との連携機会を増やすことが求められています。
■本連携について
本連携では、課題を持つ企業・自治体と、課題の解決を図るスタートアップに以下の支援を行い、ビジネスの活性化、DXを実現します。
1. 支援内容
支援内容 | 提供者 |
---|---|
AWS | |
AWSを活用したインフラ設計・構築・運用保守 アプリケーションなどのアジャイル開発 | KDDIアジャイル開発センター アイレット |
データ活用プラットフォームの提供 | フライウィール |
ビジネスマッチング | KDDI ∞ Labo、KDDI |
2. 対象企業
3. 支援開始日
2023年10月上旬提供開始を予定
4. お問い合わせ先
KDDIは今後も生成AIを提供するさまざまなパートナーと連携し、お客さまが最適な生成AIを選択できる環境を提供していきます。
- ※この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。