福島県
KDDI株式会社
福島県(知事:内堀 雅雄、以下 福島県)とKDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:髙橋 誠、以下 KDDI)は2023年8月4日から、KDDI社員と福島県が人材マッチングし、課題解決に取り組む「KDDI×ふくしまチャレンジマッチング」(以下 本プロジェクト)を開始します。
本プロジェクトでは、チームプロジェクト型とスキルマッチング型の2つで課題解決に取り組みます。チームプロジェクト型では、社内公募で集まったKDDI社員がチームとなって課題解決に取り組みます。スキルマッチング型では、KDDI社員が有するさまざまなスキルを福島県内の事業者に限定公開し、事業者がKDDI社員を選定することで、ともに課題解決に取り組みます。
両者は今後も、本プロジェクトを通じて得たノウハウを基に、社員の多様なスキルと福島県内の事業者の知見を組み合わせることで、地域課題や事業課題の解決に資する取り組みを実施していきます。
<本プロジェクトロゴ>
■本プロジェクトの背景
- 福島県では人口減少により、地域におけるさまざまな場面で担い手不足が課題となっています。福島県は、移住・定住を見据えた関係人口の創出を目的に、2020年度から県内事業者と高い専門性や地方貢献意欲を有する個人とをマッチングする「パラレルキャリア人材共創促進事業(注1)」を開始しました。
- KDDIは、2022年度から年間業務時間の1%程度(2日間程度)、お客さまと直接接点を持つ「業務の1%活動(注2)」を開始し、全国各地での取り組みを実施してきました。
これらの経験、知見を有する両者が連携し、地域×企業人材という新たなマッチングの取り組みを開始します。
■本プロジェクトについて
1. チームプロジェクト型(10名×2チーム)
- 福島県が事前に設定した2つの地域課題「三大ブランド鶏の認知度向上プロジェクト」、「地域貢献型『あいづピーナッツ村構想』を考える」に対して、社内公募で集まったKDDI社員がプロジェクトチームを編成し、各チームがそれぞれ合計10日間程度(予定)取り組みます。
- KDDI社員は「業務の1%活動」の一環で2日間、生産現場の視察や地域事業者との課題抽出ディスカッションなどフィールドワークを実施します。その後、リモート会議や現地訪問を繰り返すなど、課題解決の取り組みを継続します。
2. スキルマッチング(個人)型(最大40名程度)
- 福島県内での活動を希望するKDDI社員のスキルシート(注3)を県内事業者向けに限定公開し、KDDI社員のスキルと県内事業者の抱える課題をマッチングします。
- KDDI社員は「業務の1%活動」の一環で県内事業者との課題抽出ディスカッションを実施します。その後KDDI社員と県内事業者の双方合意があった場合には、課題解決の取り組みを継続します。
■両者の役割
両者は本プロジェクトを通じて、多様なスキルを有する関係人口を創出させながら、福島県の課題解決を目指します。
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