ニュースリリース

au HOME、IoTデバイス「かんたん見守りプラグ」を発売

~熱中症リスクのお知らせ機能も搭載、ご家族を人の動きと明るさで見守る~

KDDI株式会社
沖縄セルラー電話株式会社

KDDI、沖縄セルラーは2023年7月31日以降、暮らしに「あんしん、たのしい、べんり」を届ける「au HOME」において、人の動きや部屋の明るさ、温湿度などのセンサーで家族や不在時の見守りができ、熱中症対応の傷害保険も付帯するIoT見守りデバイス「かんたん見守りプラグ」を発売します。発売に先立ち、2023年7月11日以降順次、予約受付を開始します。
「かんたん見守りプラグ」は、コンセント接続型のIoTデバイスです。映像で確認するネットワークカメラなどと異なり、複数のセンサーで周囲の状況を把握し、プライバシーに配慮してご家族の状況を確認できます。また、熱中症リスクの判定ができ、ご高齢の家族に水分補給や部屋の温度調整などを促すなど、熱中症の対策につなげることができます。
なお、「かんたん見守りプラグ」はIoT機器向けの通信方式LTE-M(該当項目へジャンプします注1)に対応し、傷害保険も付帯したコンセント接続型のセンサーデバイスとして日本初(該当項目へジャンプします注2)となります。

かんたん見守りプラグ

■特徴

  • 「かんたん見守りプラグ」は、IoT機器向けの通信方式LTE-Mに対応し、Wi-Fiなどの通信環境がない環境でも、見守り場所のコンセントに挿すだけで利用開始できます。auのご契約がないお客さまもご利用いただけます。
  • 4つのセンサーで、設置場所の人などの動き、部屋の明るさ、家電製品の使用状況、室内の温度・湿度を検知し、設置場所の状況を「au HOME」アプリや「with HOME」アプリ(該当項目へジャンプします注3)から確認することができます。プライバシーに配慮して離れた場所から、そっと見守ることができます。
  • 「かんたん見守りプラグ」の活用で、1人暮らしのご家族に動きがない、深夜に明かりがついたままになっているなどの状態を検知します。検知結果は見守っているご家族に通知され、見守られているご家族への確認連絡のきっかけになります。また留守中の自宅など、人の動きがない場所での異常検知もでき、不在時のおうちの見守りとしても活用できます。

■熱中症リスクを可視化、熱中症に気づきにくい高齢者の対策に

  • 熱中症は毎年夏季に多く発生しており、2022年の発生場所別の救急搬送状況では、道路や屋外などの日が当たる場所よりも住居が39%と最も多く(該当項目へジャンプします注4)、屋内での熱中症対策は課題となっています。
  • 高齢者は、体内の水分量の不足に加え、暑さに対する感覚機能や体温の調整機能が低下しており、若年者よりも熱中症に気づきにくいという課題もあります(該当項目へジャンプします注5)。2022年は、熱中症の救急搬送者のうち、高齢者が全体の54%を占めました(該当項目へジャンプします注4)。
  • 「かんたん見守りプラグ」は、日本生気象学会が定める「室内用のWBGT簡易推定図Ver.4」(該当項目へジャンプします注6)に基づき、熱中症リスクを「危険」「厳重警戒」「警戒」「注意」の4段階で推定しています。設置場所にいる方を通知先にすることで、通知を受けてから水分補給や室温を下げるなどの対応をすることができます。

熱中症による搬送状況(2022年6月~9月)

<熱中症による搬送状況(2022年6月~9月)>

■ケガや熱中症時の保険も付帯、万一のリスクにも安心

「かんたん見守りプラグ」の申し込み登録を完了したお客さまに、au損保の傷害保険を無料でプレゼントします。「au HOME」「with HOME」のご利用中は補償が継続され、見守られているお客さまが日常生活のケガや熱中症などによって入院(免責1日)した場合、入院一時金30,000円(不課税)をお支払いします。

KDDI、沖縄セルラーは、「かんたん見守りプラグ」の提供を通じて、お客さまの暮らしに「あんしん、たのしい、べんり」を届けていきます。

詳細は別紙をご参照ください。


<別紙>

■「かんたん見守りプラグ」について

1. 主な機能

  • (1)

    行動検知

    • モーション・照度・電流・温湿度の4つのセンサーで、設置場所の状況や「かんたん見守りプラグ」につないだ家電製品の使用状況を確認できます。
    • 取得情報は「au HOME」アプリ・「with HOME」アプリからいつでも確認することができます。
  • (2)

    熱中症リスク表示機能

    日本生気象学会が定める「室内用のWBGT簡易推定図Ver.4」に基づき、設置場所の約30分ごとの熱中症リスクを判定し、4段階(注意、警戒、厳重警戒、危険)で推定・お知らせすることができます。

    行動検知イメージ

    <行動検知イメージ>

    熱中症リスク表示イメージ

    <熱中症リスク表示イメージ>

  • (3)

    設置場所と通知設定

    利用シーンに合わせてセンサーごとの通知オン/オフや、見守る時間をカスタマイズできます。

    設置場所(例)利用シーン(例)通知設定
    リビングに設置し、「かんたん見守りプラグ」のコンセントに扇風機に接続
    • 主に昼間はリビングルームで生活しており、行動しているのかを確認したい
    • 部屋が暑くないか確認したい
    • 人の動きがなかった時
    • 電力利用がなかった時
    • 熱中症リスクが高い時
    トイレ内に設置
    • トイレの利用状況を確認したい
    • 人の動きがなかった時
    • 夜間にトイレの明かりが点いたままになっている時
  • (4)

    通知先の設定

    • 「au HOME」アプリや「with HOME」アプリを利用することで、設定した条件に基づき、通知を受けることができます。また、招待機能を利用することで、ご契約者含め最大10名が「au HOME」アプリを利用することができます。
    • メール通知にも対応し、最大5件まで登録が可能です。ご高齢のお客さまの利用が多い「かんたんケータイ」などの4G LTEケータイなど、アプリをインストールできない端末でも通知を受けることができます。

2. 付帯保険

「かんたん見守りプラグ」を購入し、「au HOME」や「with HOME」をご利用のお客さまには、お申し込み登録を完了後、「au HOME」のご利用を継続いただく限り、熱中症・ケガなどで入院(免責1日)された場合に入院一時金30,000円(不課税)をお支払いします。なお、お客さまの保険料負担はありません。

  • KDDI株式会社を保険契約者、au損害保険株式会社を引受保険会社とするスタンダード傷害保険の商品付帯契約です。

<補償内容>

被保険者(補償の対象となる方)見守られる方
  • au IDを使って「au HOME」アプリまたは「with HOME」アプリにログインし、所定のお申し込みページで登録されたお客さま
補償期間「かんたん見守りプラグ」を購入し、「au HOME」または「with HOME」サービスをご利用のお客さまが所定のお申し込み登録を完了した日の翌日0時から補償を開始します。
「au HOME」または「with HOME」サービスを解約した場合、解約月の月末日午後4時をもって補償が終了します。
補償内容被保険者の方が事故によるケガや熱中症によって、事故発生の日からその日を含めて180日以内に、免責日数(1日)を超えて入院された場合、入院一時金30,000円(不課税)をお支払いします。
  • 1回の入院につき、1回のお支払いが限度となります。(退院後、再入院した場合は、1回の入院として取扱います。)

3. 提供価格

8,800円/台

  • 別途、月額利用料(539円)がかかります。

4. 購入方法

「au HOME」ホームページ、au PAY マーケットなどの各ECサイトで購入可能です。販売するECサイトや購入方法の詳細は、以下の「かんたん見守りプラグ」特設サイトでご確認ください。

新規ウィンドウが開きます「かんたん見守りプラグ」特設サイト
新規ウィンドウが開きますau HOMEホームページ

5. 発売日

2023年7月31日以降

  • 2023年7月11日以降、au PAY マーケットをはじめ、各ECサイトでは先行予約販売を開始します。

(参考)

■「au HOME」「with HOME」について

「au HOME」「with HOME」はスマホと話題のIoTで暮らしに「あんしん、べんり、たのしい」をお届けるホームIoTサービスです。「かんたん見守りプラグ」のほかにも、ご家族の居場所を確認できる見守りGPS「あんしんウォッチャー」や、外出先から室内を確認できる「ネットワークカメラ」、遠隔で家電機器を操作できる「赤外線リモコン」などのデバイスを提供し、「au HOME」アプリや「with HOME」アプリでまとめて管理できます。

「au HOME」の詳細は新規ウィンドウが開きますこちら
「with HOME」の詳細は新規ウィンドウが開きますこちら

■「セコム駆けつけサービス」について

「au HOME」や「with HOME」をご契約いただいたお客さまは、「セコム駆けつけサービス」をご利用いただけます。「セコム駆けつけサービス」はご自宅の状況が心配な場合、セコムにご自宅までの対処員との同行を要請することができます。また、ご自宅のご家族の様子が気になる場合には、セコムの対処員に確認を要請することもできます。お客さまのご要請に基づき、セコムの対処員が対応した場合には1回あたり5,500円/30分となります(月額のお支払いは不要)。1回のサービス時間は、1時間を限度とします。

「セコム駆けつけサービス」の詳細は新規ウィンドウが開きますこちら

  • 注1)
    LTE-Mとは、通信事業者が提供するセルラー系LPWA規格の一つ。全国に設置されたLTE基地局の周波数の一部を利用して、広域エリアをカバーできます。
  • 注2)
    2023年7月時点。KDDI調べ。
  • 注3)
    「with HOME」は「au HOME」を多業種のパートナー企業と共同で企画、開発するコラボレーション型ホームIoTサービスです。詳しくは新規ウィンドウが開きますこちら
  • 注4)
    出典:総務省消防庁「pdfファイルをダウンロードします令和4年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況(2.4MB)
  • 注5)
    出典:厚生労働省「pdfファイルをダウンロードします高齢者のための熱中症対策(892KB)」リーフレット
  • 注6)
    WBGTは熱中症発症に関連する温熱環境因子(気温、湿度、気流、放射熱)を総合的に評価できる簡便な指標です。「かんたん見守りプラグ」ではWBGT測定器を持っていない環境で簡易にWBGTを推定できる方法として、日本生気象協会の「pdfファイルをダウンロードします室内用のWBGT簡易推定図Ver.4(1.5MB)」に基づいて、熱中症リスクを「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」の4段階を推定しています。
  • 表記の金額は、特に記載のある場合を除き税込です。
  • この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。