ニュースリリース

元社員とつながり続ける「KDDIアルムナイネットワーク」を構築

~新卒の6割が初期配属領域確約、選考直結型インターンシップでプロ人財採用を強化~

KDDI株式会社

(2024年1月12日更新)

KDDIは2023年3月20日、中途退職した元社員と企業が交流する「KDDIアルムナイネットワーク(該当項目へジャンプします注1)」を構築し運用を開始します。今後、アルムナイ(KDDIを離職した元社員)とKDDIは、継続的な情報交換や交流を通して、再雇用をはじめ、ビジネス協業や提携など、多様な関係活用の機会を創出していきます。

また、2024年度入社の新卒採用においては初期配属領域を確約するジョブ型採用枠である「WILLコース」入社者割合を従来の5割から6割へ拡大します。さらに、2025年度新卒採用からはインターンシップでの活動実績を選考時に情報活用する選考直結型インターンシップ(該当項目へジャンプします注2)を実施します。

人財採用計画としては以下を予定しています。

  • 2023年度中途(キャリア)採用 計画数 400名
  • 2024年度新卒採用 計画数 300名

KDDIは事業領域の拡大に伴い、高い専門性をもった多種多様な人財の採用を推進しています。「KDDIアルムナイネットワーク」や選考直結型インターンシップなどの取り組みにより、プロ人財の採用を強化していきます。

■背景

昨今、人財を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる「人的資本経営」への注目が高まっています。KDDIでは人財を大切なリソースとして捉え、その育成・強化を経営の根幹に置く「新規ウィンドウが開きます人財ファースト企業への変革」を、中期経営戦略の新重要課題(マテリアリティ)に掲げています。
KDDIは、2020年8月から新規ウィンドウが開きますKDDI版ジョブ型人事制度を導入しました。多様な成長機会の提供や人間力の高さを評価するKDDIらしさを大切にしながら、職務領域を明確にするジョブ型を取り入れ、成果・挑戦、能力に応じてダイレクトに報いることで「プロを創り、育てる」ことを目指しています。

■KDDIアルムナイネットワーク

アルムナイを、外部で新たな経験を重ねたプロ人財として捉え、継続的にリレーション構築を行っていきます。「KDDIアルムナイネットワーク」に登録した元社員に対して、定期的にKDDIの採用やイベントに関する情報を発信し、再雇用にも積極的に取り組んでいきます。また、アルムナイと社員のコミュニティとしても活用することで、人財の流動性が高まり、デジタル人財の獲得競争が激化するなか、ビジネス協業や提携、知り合いを紹介してもらうリファラル採用など、多様な関係活用の機会を確保していきます。

■選考直結型インターンシップ

KDDIは2025年度新卒採用から、選考直結型インターンシップを実施します。実施期間は5日間以上の就業型インターンシップや、3カ月以上の長期インターンシップなどを予定しています。コース別インターンシップをより拡充し、実際の業務を体感いただくことで、候補者自身の志向と仕事のマッチングを深める機会を提供し、候補者・企業双方にとってアンマッチのない採用活動を目指します。また、就職活動において、多様性や専門性が重視される中で、学生時代からインターンシップを経験いただくことで、競争力のあるプロ人財への成長を支援します。
なお、インターンシップへの参加は採用選考に必須ではなく、候補者の学業との両立を配慮しながら、候補者の自律的なキャリア形成を支援できるよう、実施していきます。

KDDIのインターンシップについては新規ウィンドウが開きますこちらをご参照ください。

■採用計画

1. 中途(キャリア)採用

2023年度計画数該当項目へジャンプします注3400名
(参考)2022年度計画数400名

2023年度の中途採用では、2022年度に引き続き、新規ウィンドウが開きます中期経営戦略でも公開している注力領域を中心として、幅広い領域で5Gを活用したデジタル変革により新規事業を創出し、お客さまや社会の課題解決をリードできる人財の採用を加速していきます。
特にNEXTコア事業の成長を目指すビジネスセグメントでの採用が半数近くを占め、プロダクトマネージャー、コンサルタントといった専門性を有する人財の採用を強化します。

2. 新卒採用(該当項目へジャンプします注4

2024年度計画数300名
(参考)2023年度計画数270名
  • (1)

    新卒採用数の「WILLコース」の割合を6割へ拡大

    KDDIの新卒採用では、2020年度入社から、初期配属領域を確約するジョブ型採用枠「WILLコース」(該当項目へジャンプします注5)か、自身の専門分野に関わらず、幅広い事業領域・技術領域で経験を積みたい方向けの採用枠「OPENコース」(該当項目へジャンプします注6)のどちらかを選択いただいています。2024年度入社の新卒採用においては、新卒採用数の「WILLコース」の割合を6割へ拡大します。

  • (2)

    「WILLコース」にカスタマーサービスコースを新設

    2024年度入社の新卒採用から、カスタマーサービスコース(該当項目へジャンプします注7)を新設しました。また、クラウドアプリケーションコースを「ITエンジニア:アプリケーションエンジニア(該当項目へジャンプします注8)」「ITエンジニア:プロダクトマネジメント(該当項目へジャンプします注9)」の2コースに細分化しました。

最新の採用情報については、新規ウィンドウが開きますKDDI採用ポータルサイトをご参照ください。2023年度の中途採用募集要項は、2023年3月から順次公開予定です。

■その他

2023年度は公募や社内副業制度を活用したジョブマッチングの活性化と、新規ウィンドウが開きますKDDI DX Universityをはじめとしたリスキリングプログラムによる育成を強化します。社員一人ひとりの自律的なキャリア形成を促進し、組織ニーズとマッチさせることで、パフォーマンスの最大化、イノベーションの創出を実現します。

今後も、KDDI版ジョブ型人事制度をはじめとする人財ファースト企業への取り組みにより、年齢・性別を問わず多様な人財が専門性を活かして、生き生きと活躍できる環境を構築し、KDDIグループの持続的な成長とともに社会の持続的な成長へ貢献していきます。

  • 注1)
    アルムナイと継続的につながるためのコミュニティ。KDDIの採用情報やイベント案内などの情報発信を行うとともに、会員サイトからキャリア採用への再応募も可能としています。
    KDDIを離職した元総合職社員の方は、新規ウィンドウが開きますKDDI退職者向け情報ページからぜひご登録ください。(2024年1月12日更新)
  • 注2)
    2022年6月13日「就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議」が開催され、政府のインターンシップ推進の基本的考え方(以下、三省合意という)が改正されました。本改正は、同年4月18日に公表された産学協議会2021年度報告書の内容を踏まえたものです。学生のキャリア形成支援における産学協働の取り組みのうち、4類型のタイプ3・タイプ4を「インターンシップ」とすることや、2023年度以降に実施される一定の要件を満たしたタイプ3およびタイプ4については企業がインターンシップで得た学生情報を採用活動開始以降に活用できることなどが記載されています。なお、KDDIのインターンシップ参加は、採用選考への参加・合格を確約するものではありません。
    三省合意については以下をご参照ください。
    新規ウィンドウが開きます文部科学省ウェブサイト
    新規ウィンドウが開きます産学協議会ウェブサイト掲載の2021年度報告書。
  • 注3)
    2023年度計画数は、2023年4月以降の採用活動にて採用を行う人数です。
  • 注4)
    新卒採用の対象は、2020年4月~2024年3月に大学、高専専攻科を卒業(見込み)、大学院修士・博士課程を修了(見込み)の方です。既卒者も応募可能です。なお、高専専攻科卒業(見込み)の方は、入社までに独立行政法人 大学評価・学位授与機構より学士の学位を得ることが必須です。
  • 注5)
    対象コースは、データサイエンスやソリューションエンジニア、アカウントコンサル(法人営業)などの14コースです。
    新規ウィンドウが開きますhttps://career.kddi.com/freshers/
    recruit/#cource_will
  • 注6)
    スキルや経験、志向、適性を踏まえ、配属部門を決定する採用枠。対象コースは、OPEN技術系、OPEN業務系の2コースです。
    新規ウィンドウが開きますhttps://career.kddi.com/freshers/
    recruit/#cource_open
  • 注7)
    カスタマーサービスコースは、コンシューマ向け商材において、お客さまからのお問い合わせに対応するコンタクトセンター/ビリングサービスの運営を行います。また、お客さまのご意見ご要望を真摯に受け止め、社内発信しサービスの改善を実施します。
  • 注8)
    ITエンジニア:アプリケーションエンジニアコースは、エンジニアとして、アプリケーションの開発、保守、運用、研究などの業務を行います。
  • 注9)
    ITエンジニア:プロダクトマネジメントコースは、エンジニアとして、主にシステム開発の上流工程の業務を行います。
  • この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。