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人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出す「人的資本経営コンソーシアム」に入会

KDDI株式会社

KDDIは2022年8月25日、人的資本経営の実践に関する先進事例の共有、企業間協力に向けた議論、効果的な情報開示の検討を行う「人的資本経営コンソーシアム」(該当項目へジャンプします注1) に入会しました。

人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる「人的資本経営」への注目が高まっています。2021年6月に改訂されたコーポレートガバナンス・コード (該当項目へジャンプします注2) には、人的資本への投資について、自社の経営戦略・経営課題との整合性を意識しつつ具体的に情報を開示するべきであることなどが記載されました。その後、経済産業省は2022年5月に、人的資本経営を実践に移していくための取り組み、重要性および工夫をまとめた「人材版伊藤レポート 2.0」(該当項目へジャンプします注3) を公表しています。

KDDIは、「人材版伊藤レポート 2.0」を作成した「人的資本経営の実現に向けた検討会」に委員として参加するとともに、実践事例集での取組事例として、以下の3つを提示しました。

■「人材版伊藤レポート 2.0」実践事例集 (該当項目へジャンプします注4) におけるKDDIの取組事例

  1. 事業部門経験者の登用や人材データの分析による経営・事業との連携への貢献
  2. 事業変化に必要な人材の確保・育成を人事が主導
  3. 採用方針を変革し、社員のエンゲージメント向上と専門性獲得を両立

KDDIは、中期経営戦略 (2022-2024年度) の新重要課題 (マテリアリティ) に、「人財ファースト企業への変革」を掲げています。「KDDI版ジョブ型人事制度」「社内DXの推進」「KDDI 新働き方宣言の実現」の3つの柱を推進し、社員の多様性の確保や人的資本経営の実践および開示に関する取り組みを通じて、企業理念である「豊かなコミュニケーション社会の発展」に貢献していきます。

(参考)

■KDDIグループの中期経営戦略について

KDDIグループは、中期経営戦略 (2022-2024年度) において、サステナビリティ経営を根幹に置き、長期的な視点で社会課題とKDDIグループの経営の重要度を総合的に網羅した新重要課題 (マテリアリティ) を策定しました。サテライトグロース戦略の推進と、それを支える経営基盤の強化により、パートナーとともに社会の持続的成長と企業価値の向上を目指しています。

中期経営戦略 新マテリアリティを定め、中期経営戦略を推進

<中期経営戦略 全体フレーム>

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