~2024年新卒からベースアップで初任給28万円以上に、スキルに応じた報酬の柔軟化~
KDDI株式会社
KDDIは、KDDI版ジョブ型人事制度の取り組みの一環として人財の成長を加速させるため、KDDI従業員(注1)に対する月例賃金改善1.4万円と一時金12万円支給、定期昇給をあわせて、平均6%の賃上げを実施します。
また、2024年4月から、新卒入社社員の初任給について1万円のベースアップを行い28万円とします。さらに、スキルに応じたきめ細かい報酬設定により、専門性が高いと判断した人財の初任給は最大34万円となります。今回のスキル要件の追加は、大学での豊富な研究経験やKDDIが定める専門領域定義書(注2)に従った資格を有する専門性の高い人財を継続的に確保することが狙いです。
要件 | 初任給 |
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博士相当のスキル 司法修習生 | 31万円~34万円 |
学会の経験・論文投稿 (国際・国内有名学会に限る) | 30万円 |
専門領域定義書における上位資格 | 29万円 |
ベース初任給 | 28万円 |
<新卒初任給の設定基準>
■背景
- KDDIは2020年にKDDI版ジョブ型人事制度を導入しました。職務とスキルを明確に定義し、実力に基づいた評価・報酬で社員の成長を加速させることが目的です。
- 近年、物価上昇を受けた賃上げ機運の高まりや人財の確保の観点で賃金を引き上げる企業が増加傾向にあります。
- 新卒採用においても東証プライム157社のうち2023年度に初任給を引き上げたと回答した企業は7割(昨年度は4割)に上り(注3)、新卒採用において初任給は重要な要素のひとつになっています。
- KDDIでは学業で身に着けた専門性を初任給に反映することで、継続してスキルアップに努める人財を評価し、入社後の早期活躍を後押ししていきます。
今後も、競争力のある処遇やKDDI版ジョブ型人事制度の深化により個々のスキルアップ・成長に最大限報いていく環境を整備するなど、より高度な要件を満たす人財への投資を積極的に行うことで、持続的な企業価値向上を目指します。
(参考)
■採用計画
1. 中途(キャリア)採用
2024年度計画数(注4) | 270名 |
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(参考)2023年度計画数 | 400名 |
2024年度の中途採用では、2023年度に引き続き、中期経営戦略でも公開している注力領域を中心として、幅広い領域で5Gを活用したデジタル変革により新規事業を創出し、お客さまや社会の課題解決をリードできる人財の採用を加速していきます。
特にNEXTコア事業の成長を目指すビジネスセグメントでの採用が半数近くを占め、プロダクトマネージャー、コンサルタントといった専門性を有する人財の採用を強化します。
2. 新卒採用(注5)
2025年度計画数 | 260名 |
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(参考)2024年度計画数 | 300名 |
最新の採用情報については、KDDI採用ポータルサイトをご参照ください。2024年度の中途採用募集要項は、2024年3月から順次公開予定です。
KDDIは「人財ファースト企業」への変革を目指し、さまざまな取り組みを行っています。
KDDIの人事制度の取り組みや社員の想いはこちらをご参照ください。
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