KDDI株式会社
KDDIは2024年2月26日から、メタバース・Web3サービス「αU」と Google の高性能な生成AIモデル「Gemini Proモデル」(注1)などの連携により、お客さまに身近に生成AIを体験いただき、生活をより豊かにするサービス提供を目指す取り組みを開始します。
クリエイターエコノミーを推進する「αU」は、生成AIによってクリエイティブ支援を加速化します。
服の画像1枚から体形に沿った試着イメージを生成し、店舗に訪れなくても自分が着たイメージを確認できるショッピング体験や、音楽ライブ映像の空間演出をリアルタイムに生成可能なエンタメ体験などから開始し、2024年2月開催のMWC Barcelona 2024にて展示、2024年度以降に順次商用化予定です。生成AIによる迅速かつ幅広いクリエイティブができ上がることで、お客さまは自分に最適化された体験が可能です。また、さらなるAI活用の拡大に向けて、KDDIはこれらのAI機能を外部企業に開放し、開発支援を行っていきます。
KDDIは2023年3月にグーグル・クラウド・ジャパン合同会社とXR技術を活用したビジネス共創に向けた業務協力覚書の締結を発表して以降(注2)、Google Cloud とKDDIの各技術チームは協力しながら、新たなXR体験の創出と普及に取り組んできました。このたび本取り組みにおける領域を生成AIの活用まで拡大します。その一環として、Google の最新技術を活用した実験を行うGoogle Partner Innovationチームと協力し、生成AIを活用した革新的な体験を創出します。
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■取り組み内容
1. αUを生成AIで強化
- KDDIはメタバース/ライブ配信/バーチャルショッピングなど、現実と仮想を軽やかに行き来する新しい世代に寄り添ったメタバース・Web3サービス「αU」を提供しています。
- 「αU」と「Gemini Proモデル」をはじめとするさまざまな生成AIを連携することで、クリエイティブ支援を行い、クリエイターエコノミーを推進していきます。
- クリエイティブ作業が簡易になることで、「αU」を利用するお客さまにより多くのコンテンツで豊かな体験を提供することが可能になります。
- MWC Barcelona 2024の会期中、KDDIのブースで展示します。2024年度以降に順次商用化予定です。
<生成AIの活用事例>
<ショッピング> 試着イメージの生成や接客対応 |
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<音楽ライブ配信> ライブ会場の生成 |
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<メタバース> クリエイティブ制作 |
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<生成AIマスコット> 会話エンジン |
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2. 生成AIの機能開放による企業支援
- 上記の「Gemini Proモデル」などの生成AIとKDDIの技術を組み合わせた機能を、「αU on cloud」の名称で企業向けに提供します。
- Google Cloud Marketplace を通じて、企業は自社製品やサービスに「αU on cloud」の生成AI機能を組み込み、高度化することが可能です。
- スタートアップ企業においては、事業共創プラットフォームKDDI ∞ Laboを通じて、大企業とのマッチングや開発サポートなど、追加支援を実施します。
- 2024年春頃に申し込み受付を開始予定です。
- ※この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。