~圏外からの通報が24時間365日、緊急通報受理機関につながる~
KDDI株式会社
KDDIは、衛星とスマートフォンの直接通信サービス「au Starlink Direct」において、圏外環境からテキストで送信されたSOS情報を24時間365日体制(
注1)で受信し、緊急通報受理機関への通報を行う「au Starlink Direct SOSセンター」の運用を開始します。提供開始時期は2026年5月下旬を予定しています。
対応アプリは、当社提供の「auナビウォーク」「auカーナビ」から開始し、「家族の安心ナビ(
注2)」、他社提供の「ヤマレコ」などのアプリも順次対応予定です。
これにより、山や海といった特定のアウトドアシーンに限らず、郊外の道路やキャンプ場など携帯電波が届きにくいさまざまな場所において、圏外からのSOSを救助につなぐことが可能となります。

KDDIはこれまで海に特化した「マリンコンパス」や、山岳捜索に特化した「ココヘリ」など特定の環境において高度な専門性が求められる場面を対象に、領域特化型のSOSサービスをパートナーとともに推進してきました。
新たに開始する「au Starlink Direct SOSセンター」は、こうした特化型サービスと共存しながら、日常的な移動やアウトドアを含む幅広い場面で、圏外での緊急時に利用可能なSOSセンター機能を提供します。
■背景
au Starlink Directは、携帯電話の圏外エリアにおいても、SpaceXが提供する衛星とスマートフォンの直接通信サービス「Starlink Mobile」の活用により、テキストメッセージ(SMS・RCS)や対応アプリでのデータ通信を実現してきました。一方で、電話番号を用いた音声通話には対応していないなどの要因から、本人による緊急通報受理機関への直接通報ができず、圏外で緊急事態が発生した場合には、第三者を介して通報する必要がありました。
2025年2月に約6,000名を対象にKDDIが実施した調査(
注3)では、4割以上がau Starlink Directを「農村・田舎などの圏外エリアで利用したい」と回答しました。さらに、3分の2以上の方が具体的な利用シーンとして「緊急連絡や事故発生時」を挙げており、圏外における連絡への期待が明らかになりました。
KDDIはこうしたお客さまのニーズに応えるため、au Starlink Directの利用シーンの拡大に取り組んできました。「au Starlink Direct SOSセンター」を新設することで、本人によるテキスト通報を実現するとともに、これまで一部の領域に限られていたSOS連携を、より広い圏外環境へ拡張することが期待されます。
■サービス概要
1. ご利用方法
対応アプリでは、圏外環境で衛星SOSボタンが表示されます。衛星SOSボタンを押し、フォーマットに沿って救助情報を入力いただきます。
入力いただいた情報はメッセージアプリに転記され、「au Starlink Direct SOSセンター」がテキストを受信次第、内容に応じて緊急通報受理機関へ通報します。通報受理後は、通報区分と位置情報に基づいて緊急通報受理機関による対応が行われます。
「au Starlink Direct SOSセンター」では、あらかじめ被救助者の状態や周辺状況などを入力いただくことで、救助に必要な情報を整理し、緊急通報受理機関へ円滑につなげることを想定しています。圏外における迷子から不慮の怪我・事故など、さまざまな利用シーンにおいて、お子さまから大人の方まで幅広い年代の方にご利用いただけます。

2. 対象のお客さま
- auご契約者さま
- UQ mobile/povo/他社回線をご利用で、「au Starlink Direct専用プラン」または「au Starlink Direct専用プラン+」をご契約のお客さま
(参考)
■au Starlink Directをご利用のお客さまが使えるSOSサービス
| サービス名 | 対象アプリ | 開始時期 | 特長 |
|---|---|---|---|
| au Starlink Direct SOSセンター |
(KDDI提供) | 2026年5月下旬予定 |
|
| 2026年夏頃予定 | ||
| マリンコンパス衛星緊急発報SOS |
(インフカム提供) | 2026年夏頃予定 |
|
| ココヘリSOS ダイレクト |
(AUTHENTIC JAPAN提供) | 2026年4月17日 |
|
■au Starlink Directについて
「au Starlink Direct」は、スマートフォンが約650基のStarlink直接通信衛星とつながり、空が見える場所なら圏外エリアでも通信できるサービスです。メッセージ送受信/位置情報共有/緊急地震速報受信/AI相談に加えて、対応アプリでのデータ通信が利用できます。
auの人口カバー率は99.9%を超えていますが、日本特有の地形により、面積カバー率は約60%です。「au Starlink Direct」は、残りの約40%も含めた日本全土での通信を可能にします。通信環境の整備が困難な山間部や島しょ部でも、家族や友人との連絡手段や緊急時の活用が期待できます。
auをご利用のお客さまに加え、他社回線を契約中のお客さまもご利用いただけます。
「au Starlink Direct」の詳細は以下ページをご参照ください。
- 注1)au Starlink Direct SOSセンターは24時間365日運営ですが、対応アプリのメンテナンスなどの状況によってはご利用いただけない時間帯があります。あらかじめご了承ください。
- 注2)「安心ナビ(Web版)」では本機能はご利用いただけません。
- 注3)2025年2月3日、16~69才の携帯電話・スマートフォン利用者6,000名を対象とした調査。当社調べ。
- ※この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
ダウンロード

