~内製アセスメントツールとAI活用で現場主導の自律的なスキル開発を加速、人財ファースト企業への変革を推進~
KDDI株式会社
KDDIは2025年8月7日、第10回HRテクノロジー大賞(主催:「HRテクノロジー大賞」実行委員会、後援:産業技術総合研究所ほか)において、応募総数78件の中から「人的資本経営部門優秀賞」を受賞しました。HRテクノロジー大賞は、日本のHRテクノロジー、人事ビッグデータ(アナリティクス)の優れた取り組みを表彰するアワードです。

KDDIは、中期経営計画における重要課題の一つとして「人財ファースト企業への変革」を目指しています。
激変するビジネス環境の中、社員一人ひとりがプロフェッショナルとして自律的に成長することで、KDDIの持続的な成長を実現すべく、2020年から「KDDI版ジョブ型人事制度」を導入しています。2023年からは、制度導入当初30だった専門領域を153のジョブに細分化し、各ジョブの必要スキルを定義すると共に、内製開発したアセスメントツールで社員のスキルを定量測定する仕組みを構築しました。さらに2024年には、評価のフィードバックを支援するAIプロンプトの提供や、経営基幹職(管理職)向けHRダッシュボードである「マネジメントインサイト」などのテクノロジー支援策を実施することで、現場主導の自律的なスキル開発を促進しています。
こうした取り組みの効果もあり、戦略領域(注1)におけるプロ人財比率は、2年で約15%向上し、40%(
注2)を達成しました。また、若手登用管理職比率(
注3)も3年で約3倍に増加するなど、適材配置と組織全体の生産性向上に寄与する優れた取り組みとして評価されました。
今回の受賞を励みに、KDDIは今後も人財ファースト企業として人的資本経営を一層推進し、社員一人ひとりのさらなる成長と組織・企業の持続的な成長を目指します。
- 注1)ビジネスディベロップメント、コンサルタント&プロダクトマネージャ、テクノロジスト、データサイエンティスト、エクスペリエンスアーキテクト、事業戦略・事業管理、マーケティングの7つの専門領域を指します。
- 注2)2025年3月時点で、全専門領域においても約40%に到達しました。
- 注3)本体組織の40歳未満の経営基幹職(管理職)のことを指します。
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