「RCS公式アカウント」を提供開始

KDDI株式会社

KDDIは2025年5月20日から、Google メッセージ・iOS メッセージアプリでメッセージ／画像／動画のやり取りが可能なRCSにおいて、企業と個人が相互にメッセージなどのやり取りができる「RCS公式アカウント」を提供開始します。

「RCS公式アカウント」はKDDIの審査を通過した企業のみが開設／配信できます。メッセージアプリ画面には認証済の表示がされるため、受信するお客さまは安心してメッセージのやり取りができます。
また、携帯電話番号宛に確実に配信できるSMSの進化版として、テキストに加えて、画像や動画、ボタン付きメニューなどのリッチなメッセージを配信することが可能になります。
これにより、お客さまは企業の公式アカウントを通じて、例えば金融機関・自治体など、本人認証が必要な契約内容の確認や変更といった手続などを簡単・便利に行うことができます。

＜RCS公式アカウント利用イメージ（Google メッセージ／iOS メッセージ）＞

「RCS公式アカウント」開始に伴い、KDDIが連携するRCS配信代行企業にて、「RCS公式アカウント」の開設と配信を、本日から受付開始します。また、「RCS公式アカウント」をオープンプラットフォームとして公開することで、配信代行企業の参画を促進し、配信を希望する法人のお客さまの選択肢を拡大していきます。

RCS公式アカウントの提供開始にあたり、Google のElmar Weber氏（Vice President and General Manager, Android & Business Communication）は次のように述べています。
「KDDIが日本市場で企業向けRCS公式アカウントを開始したことを大変嬉しく思います。このたびの提供開始は、企業がメッセージを通じてお客さまとより深く、有意義につながるための新たな一歩です。RCS公式アカウントは、会話型AIの力を最大限に活用し、顧客体験の向上、コンバージョン率の増加、顧客対応コストの大幅な削減を実現します。まさにAIチャットボットがその真価を発揮する最適なプラットフォームとなるでしょう。」

KDDIは Google をはじめとした、パートナーとの連携により、グローバル標準のRCSの普及・拡大や魅力化を推進し、メッセージサービスの体験向上をさらに発展していきます。

■KDDIのRCS公式アカウント一覧

いざという時に役立つ「au災害対策」や、AIをより身近に手軽に楽しめるアカウントなどを提供します。

名称	概要	提供開始時期
au災害対策	災害伝言板、緊急速報メールの配信履歴など、災害時のいざという時に役立つ情報をお届け。	5月20日
AIイラスト※	イメージを伝えるだけで、オリジナルイラスト画像を生成。
AI今日のNEWS※	興味・関心を送ると、最新ニュースを調べて要約した内容をお知らせ。
AI簡単レシピ※	食材やイメージを送るだけで、簡単料理レシピを提案。
AI占い※	気になることを送ると、さまざまな運勢を占い。
PontaパスAI	相談内容や利用状況に応じて、PontaパスからおすすめのクーポンをAIが提案。	6月以降
au	auの最新情報、おトクな情報をお届け。
UQ	UQの最新情報、おトクな情報をお届け。

• ※パートナー企業とKDDIが連携して提供

これらの公式アカウントとメッセージを希望するお客さまは、公式アカウントポータルから公式アカウントを追加できます。

（参考）

■RCSについて

携帯電話番号だけで写真・動画などの大容量コンテンツやメッセージのやり取りができるメッセージサービスです。異なるOS（Android/iOS）間でメッセージのやりとりができ、OS標準搭載のアプリでご利用いただけるため、アプリを追加でインストールすることなく、手軽にコミュニケーションを取ることが可能です。au/UQ mobileのiPhone（iOS 18.4以上）・Android スマートフォン（Android 8.0 以上）などでご利用いただけます。

• RCSの詳細はこちら