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AIガバナンス協会の理事に当社CDO松田 浩路が就任

~AIの社会実装加速のため、業界を超えたAIガバナンスの推進に貢献~

KDDI株式会社

KDDIは2024年10月25日、KDDI 取締役執行役員常務 CDO 先端技術統括本部長 兼 先端技術企画本部長の松田 浩路が、一般社団法人AIガバナンス協会(本部:東京都中央区、代表理事:大柴 行人、生田目 雅史、羽深 宏樹、以下 AIGA)の理事に就任したことをお知らせします。

一般社団法人AIガバナンス協会

昨今、少子高齢化による人手不足が加速する中、生産性向上は喫緊の課題となっています。AI活用による業務効率化や生産性向上が期待され、その活用が急速に拡大しています。一方、国内では「使い方が分からない」といった漠然とした不安や、情報漏えいなどのセキュリティーリスクがある(該当項目へジャンプします注1)という理由から、活用範囲が限定的になっており、AIの積極的な活用の課題になっています。

AIGAは、AIのビジネス活用の急拡大とその裏でのリスク認識の広がり、国内外の政策動向の急速な変化などを背景に、企業と社会が安心してAIを活用し、持続可能な成長を遂げるために、多様なプレイヤーがAIガバナンスのあり方を議論できる場を創るべく2023年に設立されました。2024年10月から活動をより拡大し、AIガバナンスの社会実装とポリシーメーカーなどとの連携を強化するため、一般社団法人に体制と活動を移行しました(該当項目へジャンプします注2)。

KDDIは、通信と同様にAIがお客さまの生活や様々な産業で不可欠になっていくものと考えています。これまで通信事業を通じ、お客さまの利便性向上と同時に安心・安全を実現するための取り組みを進めてきました。AI事業においても確信をもってこの取り組みを進展させ、AIGAを通じた日本のAIガバナンス浸透と社会課題の解決に貢献していきます。

■一般社団法人AIガバナンス協会について

AIガバナンス協会(AIGA)は、AIに関わるあらゆるステークホルダーが集まるフォーラムとして、適切なリスク管理を通じてAIの価値を最大化する取組である「AIガバナンス」があたりまえのものとして定着した社会の実現を目指しています。
AIGAでは、グーグル合同会社、日本マイクロソフト、AWS Japanなどのグローバルテック、国内の金融・保険・通信・IT・HR・製造・インフラなどの業界大手、AIやデータに関する事業を手がけるスタートアップなど、多様な領域のリーディングカンパニーが産業横断で議論を行い、企業のあるべきAIガバナンスに関する共通理解の醸成や政策提言などの活動を実施します。

  1. 注1)総務省 令和6年度 情報通信白書
  2. 注2)
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