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「コンタクトセンター・アワード 2024」で「最優秀テクノロジー部門賞」を受賞

KDDI株式会社
アルティウスリンク株式会社

KDDIとアルティウスリンクは2024年9月19日、コンタクトセンター運営における優れた取り組みと成果を表彰する「コンタクトセンター・アワード2024」(主催:株式会社リックテレコム コールセンタージャパン編集部 共催:イー・パートナーズ有限会社)のセンター表彰部門において「最優秀テクノロジー部門賞」を受賞しました。

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■受賞理由

テクノロジー部門では、コンタクトセンター運営に関して技術の適用と活用に焦点をあてた施策と、その成果について審査が行われます。このたびの受賞は、KDDIが運営するKDDIのお客さまセンターにおいて、パートナー企業であるアルティウスリンクとともに、難易度の高い全音源の評価を特別な投資をせずに音声認識ツールを活用して自動化し、業務の効率化と品質向上を実現した点や、お客さまの声からニーズ・要望を抽出できる、汎用性の高い機能を追加で開発した創意工夫が高く評価されました。

■取り組み内容

KDDIのお客さまセンターでは、月間約100万から120万件のお問い合わせをお客さまからいただいています。お問い合わせに応対するコミュニケーターの品質評価を向上させるため、「人と同等の自動評価レベル」「コミュニケーターの評価にかかわる管理者の工数を増やさない」「誰でも使えるようにする」をテーマに、音声認識ツールを導入し、自動評価モデルをKDDIとアルティウスリンクで構築しました。
これまで、お客さまアンケートと管理者によるモニタリングで行っていた品質評価を、音声認識ツールの活用によりお客さまとコミュニケーターの全音源をテキスト化し、評価基準となる300を超えるキーワードを設定することですべての応対を自動評価できるようにしました。さらに、独自の評価基準を設計し、応対上のどのプロセスに問題があるのかを定量的に把握できる仕組みを構築しました。これらの取り組みにより、管理者の工数を増加させることなくコミュニケーターの育成時間を捻出し、KDDIのお客さまセンターの品質改善につなげています。

■成果,評価件数:自動評価導入により、コニュニケーターの応対数=評価数 5%→100%,お客さまアンケート:全応対の評価をもとに適切な指導が実現。お客さま満足度も順調に改善!Top2 +3.6%→Bottom2 ▲2.3%,管理者工数:評価工数削減→コニュニケーターの育成に転換!年間24,432h削減
■成果,評価の精度:全応対の評価が可能になったことで、コニュニケーターの品質レベルを正しく把握!,コニュニケーターの納得感:納得感が生まれ、品質改善に前向きになった!,管理者の心理的負担:定量的なフィードバックが可能になったことで指導時の心理的負担が軽減!

KDDIとアルティウスリンクは、これからも業務改善や効率化を図り、お客さまにご満足いただけるお客さまセンターを目指していきます。

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