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河合 宣行がアジア・太平洋電気通信共同体のWRC-27準備会合議長に選出

~衛星とスマホ直接通信の国際共通規則策定や、次世代周波数の世界的な分配実現に向けて~

KDDI株式会社

KDDIは、2024年6月3日に開催されたアジア・太平洋電気通信共同体(APT)のAPG-27会合の議長選挙において、KDDI 先端技術統括本部 顧問の河合 宜行が選出されたことをお知らせします。

APG-27は、2027年に開催予定の世界無線通信会議(WRC-27)に向けて、APTにおける共通見解や共同提案について検討する会合です。APG-27議長は、アジア・太平洋地域におけるさまざまな意見を共同提案としてまとめ上げ、その提案をWRC-27の議論へ反映していく役割を担います。
WRCは、各周波数帯や衛星軌道の利用方法、無線局の技術基準などの議題を扱い、その結果が国際的な規則(無線通信規則)に反映されて各国・地域の法制度で参照されます。
河合 宜行は、2019年に開催された世界無線通信会議(WRC-19)で、衛星関連の議題を一元的に扱う委員会(COM5)の議長を務めるなど、国際電気通信連合(ITU)における要職を歴任し、衛星通信分野における標準化において主導的な役割を果たしてきました。

KDDIは、WRC-27の主要議題である衛星とスマートフォンの直接通信サービスのための国際的な共通規則の策定と、Beyond 5G/6G時代の携帯電話用の新たな周波数の世界的な分配に取り組みます。これらの実現に向けて、日本、アジア・太平洋地域および世界でリーダーシップを発揮し、円滑な議論に貢献していきます。

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