~AI、スマートシティ、通信、マネージドサービス・セキュリティー分野で協業、持続的な事業創出を目指す~
KDDI株式会社
KDDIは2026年10月14日、LG CNS Co., Ltd.(本社:韓国ソウル、代表取締役社長:ヒョン・シンギュン、以下 LG CNS)とアジア太平洋地域(以下 APAC)での事業拡大に向けた基本合意書を締結(以下 本提携)したことをお知らせします。
LG CNSは、韓国を代表するDX・AX(AI Transformation)専門企業として、法人向けにビジネス展開し、AI、クラウド、スマートファクトリー、スマートシティなどの分野で、企業および公共機関のデジタル変革を支援しています。また、APACを中心とするアジア各国でも事業を展開し、インドネシアでは30MWのAIデータセンターを提供するなど、グローバルな事業基盤を構築しています。
両社は、AI、スマートシティ、通信、マネージドサービス・セキュリティーの4分野を重点領域として具体的な協業の検討を進めます。LG CNSが有するDX・AX分野の知見・技術と、KDDIグループが有する通信インフラ、データ基盤およびグローバル事業基盤を組み合わせ、AI活用やデジタル化需要が拡大するAPACにおいて、新たな事業機会の創出を目指します。
本提携には、LG CNS、株式会社LG CNS ジャパン、KDDI、KDDI Asia Pacific Pte. Ltd.、KDDI Korea Corporationの5社が参画し、APACにおける協業体制を構築します。
将来的には、通信事業者や産業パートナー、テクノロジーパートナーとのエコシステム型の協業も視野に入れ、APACにおける協業体制を構築し、APACの企業や社会インフラの持続的な発展に貢献していきます。

■背景
- APACでは、AI活用やデジタル化の需要拡大に加え、データセンター、通信、クラウドなどのデジタルインフラ整備が加速しています。一方で、国や地域ごとに異なる制度や事業環境への対応が求められることから、地域特性を踏まえたサービス提供が求められています。
- また、日系企業の海外現地法人はAPACに最も多く所在し(
注)、製造業の主要な調達先や生産拠点も同地域に集中しています。 - 両社がAPACで展開する事業基盤や、通信インフラ・データセンターなどを組み合わせることで、APACの現地法人や、APACに進出する日系企業、韓国系企業に対し、インフラからアプリケーションまで一貫した高度なデジタル産業基盤を提供できる体制を構築します。
■協業内容
1. AI分野
LG CNSのエージェンティックAIプラットフォーム「AgenticWorks」、AIサービス群およびロボティクス・トランスフォーメーション(RX)プラットフォーム「PhysicalWorks」と、KDDIグループが有するAI技術および運用ノウハウを組み合わせ、企業向けAIサービスの開発・提供に向けた連携を検討します。また、フィジカルAIやロボティクスを活用した業務自動化や生産性向上および新たなサービス創出に向けた連携を進め、製造業、物流業、小売業などの現場でロボットを活用するお客さま向けのロボット統合管理サービスの提供を目指します。
2. スマートシティ分野
LG CNSのスマートシティソリューションとKDDIグループの通信・デジタルインフラ、およびグローバル事業基盤を組み合わせ、APACにおけるスマートシティ分野での連携を検討します。都市運営の高度化、公共サービスの利便性向上、持続可能な社会インフラの実現など、地域課題の解決につながるソリューション展開機会について協議します。
3. 通信分野
BSS(Business Support System)やOSS(Operation Support System)など通信事業の中核領域において、両社の技術・ノウハウに関する情報交換を行い、協業可能性の検討を進めます。また、将来的なネットワーク高度化やAI活用に関する知見共有を通じて、通信事業のさらなる進化に向けた連携を検討します。
4. マネージドサービス・セキュリティー分野
LG CNSのアプリケーション運用およびシステム統合の知見と、KDDIグループのインフラ運用ノウハウを組み合わせ、両社の強みを活かしたマネージドサービスの提供可能性について検討します。また、セキュリティー分野においても両社の知見を共有し、企業や社会インフラの安全かつ安定的な運用を支えるセキュリティーサービスについて協議します。
■両社のコメント
- LG CNS 通信・流通・サービス事業部長 パク・サンギュン専務
「今回の提携は、両社の相互補完的な強みを結合し、グローバル市場で新たな顧客価値を創出していく出発点となります。AIやスマートシティなどの戦略分野で実質的な成果をともに創出していきたいと考えています。」
- KDDI 執行役員 ビジネスグロース事業本部 副事業本部長 松浦 謙太郎
「KDDIとLG CNSの協業は、単なる個別ソリューションの連携にとどまらず、AI・通信・データ基盤を融合した新たなデジタル産業基盤の共創に向けた取り組みです。今後は、企業や社会インフラを支えるデジタルエコシステムの形成に取り組み、アジア太平洋地域における多様なパートナーとの連携を通じて、新たな価値創出を目指してまいります。」
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